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但馬太郎治伝 (P+D BOOKS)
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著者 | 獅子 文六
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出版社 | 小学館
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発売日 | 2023年05月11日頃
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サイズ | 単行本
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価格 | 825 円
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獅子文六が描くバロン薩摩の伝記風小説。一代で巨万の富を築いた“木綿王”薩摩治兵衛の孫・治郎八。イギリス・オックスフォード大学に留学後、フランスへ渡った治郎八は、実家の資産を背景にパリの社交界で勇名を轟かせ、「バロン薩摩」の異名をとる。そんなことはつゆも知らない著者・獅子文六は、フランス外遊の際、知り合いのツテでパリの日本学生会館に投宿するが、そこは治郎八が出資した施設だった。さらに帰国後に転居した先も、2軒続けて治郎八ゆかりの住居。著者はただならぬ因縁を感じるが、ふたりがようやく邂逅したのは、治郎八の最晩年だったー。そんなバロン薩摩をモデルに、獅子文六が見事に仕上げたユーモアとロマンあふれる秀作。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・さ行
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