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つめ
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著者 | 山本 甲士
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出版社 | 小学館
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発売日 | 2016年10月11日頃
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サイズ | 単行本
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価格 | 1,760 円
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真野朱音は、勝裕と夫の連れ子・裕也との3人家族。朱音が南郷不二美を訪ねたのは、近所の公園に面した南郷宅の金網フェンスを覆ったイバラの棘で、子どもの怪我が続いたためだった。南郷は50代後半の一人暮らしで、愛犬はドーベルマン。イバラの剪定をお願いすると、けんもほろろに断られた。市役所が、公園にロープを張って注意喚起のプレートをかけてくれたが、その夜寿司屋から特上にぎり8人前が届く。翌日には、ケーブルテレビが契約の確認をしたいと訪ねてきた。どちらも身に覚えがなかった。やったのは南郷だー。同じ頃、いじめられている息子の裕也と話したところ、いじめられても平気な強い人間になる、という。朱音は、やられたらやり返せということを、身をもって裕也に教えようと決心した。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・やらわ行
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