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忠臣蔵の姫 阿久利
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著者 | 佐々木 裕一
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出版社 | 小学館
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発売日 | 2019年12月09日頃
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サイズ | 単行本
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価格 | 1,650 円
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広島三次藩に生まれた阿久利は、播磨赤穂藩の浅野内匠頭に輿入れし、大名火消しや勅使饗応、藩の政治に励む良人を支えてきた。が、内匠頭が高家筆頭・吉良上野介の「ある依頼」を断り、さらに五代将軍徳川綱吉の側近・柳沢出羽守から「ある事件」で不興を買ったことで、平穏な暮らしに目に見えない罅が入りはじめるー。政務多忙に加え、執拗な吉良の嫌がらせに、やがて身心を病んでゆき、つかえを発症した内匠頭は、ついに江戸城中で刃傷に及んでしまう。良人の即日切腹を聞かされながらも、家臣へ気丈に差配する阿久利に、堀部弥兵衛・安兵衛親子、片岡源五右衛門、磯貝十郎左衛門らは血涙を流す。吉良邸討ち入りまで、赤穂浪士の希望となった阿久利の半生を描く。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・さ行
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