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赤ちゃんをわが子として育てる方を求む
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著者 | 石井 光太
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出版社 | 小学館
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発売日 | 2020年04月16日頃
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サイズ | 単行本
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価格 | 1,870 円
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一九二六年石巻に生を受けた菊田昇は、母が営む遊郭で育つ。東北大学医学部へ進み、産婦人科医となった昇は、小さな命を救うためー望まぬ妊娠をした女性と子供を望む夫婦の橋渡しを始める。それは法を犯すことでもあった。その事実が、新聞のスクープで明るみになり、世間を揺るがす事件に発展。日母からの除名処分、国会招致、家宅捜索など、幾多の試練が降りかかる中、国を相手に闘い続け、一九八七年「特別養子縁組制度」を勝ち取った。東北の地で小さな命を守り続けた信念の医師がいた。本年必読の書。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行
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