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気骨稜々なり 島井宗室
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著者 | 火坂 雅志
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出版社 | 小学館
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発売日 | 2017年02月07日頃
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サイズ | 文庫
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価格 | 781 円
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幼くして両親を亡くした島井徳太夫、のちの宗室は、十七歳で朝鮮に渡り、茶道具を買い付けて売ることで博多の有力商人となった。博多を治める大友氏、そして織田信長、さらには羽柴秀吉とも交わるようになる。荒廃した博多を復興した秀吉には、大陸制覇の野望があった。家臣にならなければ攻撃すると朝鮮に伝えるよう、対馬の宗氏に言い渡した。大陸との貿易で栄えてきた宗室は戦火を交えぬ工作をしたが、息子鶴松を亡くした秀吉は、朝鮮出兵を決断。石田三成の依頼を受け、宗室は命懸けで秀吉を諫めたのだがー。戦なき世を求めて生きた気骨溢れる商人の生涯。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・は行
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