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月と星の還るところ 紫微国妖夜話
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まれにみる“ツイてない”男・梁脩徳が、奇跡的に科挙に登第して紫微国西方にある侶州の知州職を拝命してからしばらくの月日が流れた。僻地とはいえ、知州はその土地の最高権力者。皇帝の覚えもめでたいと、任命当初は大喜びだった脩徳だが、蓋をあけてみれば侶州は妖怪・幽鬼が跋扈する妖しい土地だった!元来の不運体質も相まって、赴任早々怪事件に巻き込まれ、妖しいものたちに絡まれた脩徳。一刻も早く他州へ転任したいと願うが、癖の強い部下たちだけでなく、曲者の皇帝にも振り回されっぱなし。皇帝にも魑魅魍魎にも愛される男の運命やいかに!?
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・やらわ行 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・ま行
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