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浄瑠璃長屋春秋記 潮騒
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陸奥浪人の青柳新八郎は、裏店に『よろず相談承り』と看板を掲げ、糊口を凌ぎながら、失踪した妻を探している。今日は、義父の墓参りをした帰途、近くの水茶屋へ寄ると、一人娘を亡くしたという、呉服屋「佐原屋」の内儀・おいねが泣いていたー。あくる日、新八郎は、口入れ屋の「大黒屋」へ足を向けてみた。折よく、大御番衆・安藤仁右衛門の娘・菊野を、金貸しの仲介をしているお濃から取り戻す仕事をもらえることに。だが、なぜか質種扱いとなっている当の菊野が「帰りません」と言い張り…。いったいどんな事情が?弱き者に寄り添う、胸打つ時代小説第二弾。
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