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さんばん侍〈二〉 麒麟が翔ぶ
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老中格田沼意次に狙われた酒問屋麒麟屋と田中藩を救うため、駿河国藤枝の蔵元まで急ぐ颯馬と紬。銘酒にも負けぬ美味の藤酔を仕入れられなければ、万事休すなのだ。道中、刺客に襲われながらも、なんとか沼津まで辿り着いたふたり。が、目の前には橋から身投げしようとする男が!?引き止めて話を聞けば、五十両を掬られてしまったというではないか。死んで詫びようとする男に、颯馬は命が大事と、店から預かった手付け金すべてを渡してしまうのだったー。蔵元に着きはしたものの、手ぶらの颯馬はどうするのか?待ち受ける数々の困難を乗り越えられるのか?
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