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壜のなかの永遠
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一八六三年のロンドン。探偵と外科医の看板を掲げる女性ブライディのもとを、ある貴族の主治医が訪れた。彼は「館で秘密裏に育てられていた準男爵の娘がさらわれてしまった」と言う。娘の詳細を明かされないままの捜索依頼に戸惑いながらも、ブライディは彼女の前に突然現れた「ルビー」と名乗る元ボクサーの幽霊とともに、少女の行方を追うことに。しかし捜索を進めれば進めるほど、ブライディは迷宮に嵌まり…。英国の新星が、アイルランドの人魚伝説とビクトリア期ロンドンの誘拐事件を怖ろしくも幻想的に描く、時空を超えた歴史ミステリ。
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