|
|
こんぱるいろ、彼方
|
スーパーの総菜売り場で働く真依子は、サラリーマンの夫・克典、大学生の奈月、中学生の賢人の四人家族だ。奈月が、夏休みに友人と海外旅行へ行くと言い出した。真依子は、娘の代わりにパスポート申請に必要な書類を取りに行く。出生地の欄にはカタカナの地名。奈月たちに伝えていないことがあったー。一九七八年、ベトナム戦争終結後、体制の変わった祖国を逃れ、幼い母は家族と船に乗る。辿り着いたのは日本だった。出自を知った娘は、自身のルーツを辿る旅に出る!家族小説の気鋭が、世界を広げて挑んだ新境地!解説は、小説家の早見和真さん。
文庫 > 人文・思想・社会 文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・やらわ行 小説・エッセイ > ノンフィクション > 文庫(ノンフィクション)
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|