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小栗上野介抹殺と消された「徳川近代」
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著者 | 原田 伊織
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出版社 | 小学館
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発売日 | 2023年12月06日
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サイズ | 文庫
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価格 | 737 円
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幕臣官僚がデザインしたもう一つの維新
元号が明治に改元される5か月前、幕臣小栗上野介が新政府軍に斬首された。後に大隈重信によって「明治政府の近代化政策は、小栗の模倣に過ぎない」とまで称された逸材である。万延元(1860)年、幕府遣米使節の目付としてアメリカを訪れた小栗は、工業化、近代化が高度に発展した大国の姿を目の当たりにし、工場で手にした一本のネジとともに帰国。日本の近代化に着手する。横須賀に製鉄所、築地に本格的なホテルを建造し、さらには近代的な陸軍創設にも関与した小栗の歩みを辿ることで、幕臣が手がけた「徳川による近代化」の全貌をひもとく。
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