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青いリボン
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依子の両親は、彼女が小学生の頃から家庭内別居中。適度な距離を保つ生活を続けていたが、父親の転勤と母親の長期出張が決まり、依子は親友の梢の提案で彼女の家でしばらく下宿することになる。かつては居候も多かった梢の家は、浪人中の兄の拓巳、妹の多美、両親と祖父母の大家族で、核家族で育った依子にとってはまるで別世界。いつも家の中に人の気配が感じられる梢の家で過ごすうち、両親に対する依子の気持ちも緩やかに変わっていく。女子高生たちの友情と淡い恋、そして家族のあり方を丁寧な筆致で描いた青春小説。
文庫 > その他 文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行
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