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戦中派闇市日記
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昭和二十二〜二十三年。二十五歳の青年は試験と実習に追われるかたわら前年に書き上げた小説『達磨峠の事件』が入選、人生の大きな転換期を迎えていた。“むずかしい。小説の苦しさを初めて知った。こんなくだらないものでも、頭がヘトヘトになるようだ”江戸川乱歩に宛てた書簡の草稿、占領下での食糧不足、東京裁判の判決、殺到する小説執筆の依頼…青春の只中で未来への道を模索する日々と戦後日本を感性豊かに綴る。医学生から作家・山田風太郎へ。戦後最大の物語作家誕生の記録。『戦中派焼け跡日記』につづく戦後日記シリーズ第二弾。
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