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KATSUHIKO HIBINO
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’80年代初めにダンボール・ワークスで登場し、その後のアート、デザインに大きな影響を与えてきた日比野克彦。彼は軽やかで確かなフットワークで、’80〜’90年代のメディアの中を走り続けてきた。日比野の表現の幅が広いのは彼の生来の素質であり、同時に様々なアートの形を要求する現在の日本の社会状況が生みだした結果でもある。この作品集は、壁画、空間構成、舞台美術、パフォーマンス、デザインといったパブリック・アートに個展での発表を加え、彼の全分野における活動を収録する。それは、とりも直さず、’80〜’90年代の日本の社会を考察する作品集である。
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