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浮雲 (新潮文庫)
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著者 | 二葉亭四迷
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出版社 | 新潮社
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発売日 | 1951年12月18日頃
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サイズ | 文庫
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価格 | 539 円
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江戸文学のなごりから離れてようやく新文学創造の機運が高まりはじめた明治二十年に発表されたこの四迷の処女作は、新鮮な言文一致の文章によって当時の人々を驚嘆させた。秀才ではあるが世故にうとい青年官吏内海文三の内面の苦悩を精密に描写して、わが国の知識階級をはじめて人間として造形した『浮雲』は、当時の文壇をはるかに越え、日本近代小説の先駆とされる作品である。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・は行
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