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野火 (新潮文庫 おー6-3 新潮文庫)
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著者 | 大岡 昇平
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出版社 | 新潮社
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発売日 | 1982年04月
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サイズ | 文庫
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価格 | 605 円
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敗北が決定的となったフィリピン戦線で結核に冒され、わずか数本の芋を渡されて本隊を追放された田村一等兵。野火の燃えひろがる原野を彷徨う田村は、極度の飢えに襲われ、自分の血を吸った蛭まで食べたあげく、友軍の屍体に目を向ける…。平凡な一人の中年男の異常な戦争体験をもとにして、彼がなぜ人肉嗜食に踏み切れなかったかをたどる戦争文学の代表的作品である。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行
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