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濹東綺譚 (新潮文庫 なー4-3 新潮文庫)
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著者 | 永井荷風
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出版社 | 新潮社
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発売日 | 1951年12月27日頃
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サイズ | 文庫
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価格 | 473 円
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小説「失踪」の構想をねりつつ私娼街玉の井へ調査を兼ねて通っていた大江匡は、娼婦お雪となじむ。彼女の姿に江戸の名残りを感じながら。-二人の交情と別離を随筆風に展開し、その中に滅びゆく東京の風俗への愛着と四季の推移とを、詩人としての資質を十分に発揮して描いた作品。日華事変勃発直前の重苦しい世相への批判や辛辣な諷刺も卓抜で、荷風の復活を決定づけた名作。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・な行
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