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真田太平記 9 (新潮文庫 いー16-42 新潮文庫)
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二条城
淀君によって大阪城から一歩も外に出されたことのなかった秀頼であったが、豊臣家を思う加藤清正らの奔走によって、ついに二条城において家康との対面が実現する。しかし立派に成長した秀頼の姿は、あらためて家康に豊臣家取潰しの決意を固めさせ、甲賀忍びに清正毒殺の使命が下る。東西手切れに向かって情勢が緊迫化する中、その日を見ることなく真田昌幸は九度山で永眠する。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行
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