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和菓子屋の息子 (新潮文庫)
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著者 | 小林信彦
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出版社 | 新潮社
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発売日 | 1999年05月01日頃
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サイズ | 文庫
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価格 | 523 円
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ある自伝的試み
東京市日本橋区、両国は鈴蘭通りの丁度まん中あたりに、九代続く老舗の和菓子屋、立花屋本店はあった。関東大震災で一度は壊滅したが、みごと再建なったその街と店とは、昭和20年の大空襲でまたもや消滅する。今度こそ幻の町になってしまった東京の下町と、下町の商家の暮しぶり、気質と言葉とを、立花屋十代目になる筈だった男がここに再現。ようこそ、失われた昭和モダニズム界隈へ。
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