|
|
ロートレック荘事件 (新潮文庫)
|
著者 | 筒井 康隆
|
---|
出版社 | 新潮社
|
---|
発売日 | 1995年02月
|
---|
サイズ | 文庫
|
---|
価格 | 781 円
|
---|
夏の終わり、郊外の瀟洒な洋館に将来を約束された青年たちと美貌の娘たちが集まった。ロートレックの作品に彩られ、優雅な数日間のバカンスが始まったかに見えたのだが…。二発の銃声が惨劇の始まりを告げた。一人また一人、美女が殺される。邸内の人間の犯行か?アリバイを持たぬ者は?動機は?推理小説史上初のトリックが読者を迷宮へと誘う。前人未到のメタ・ミステリー。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行
|
みんなの感想
| cunel2015 2011-05-19 更新 | 筒井作品も、これで3作目
あまり筒井イズム&文体に興味がなかったんだけど
「メタ・ミステリー」てことで読んでみた
先日読んだ、とある推理モノと同じ手法だった
なにか「違和感」がある。「なんかおかしい」と。
個人的に筒井作品て読みづらくて、それかな?て
思ってたんだけど。そうじゃなかった。
それが狙いだったのか!てな感じ
まあ面白かった。
人間描写はキチンとして、とても悲しい人間模様。
これはスカッとした推理モノではない。
暗く淀んだ人間の「情」が絡んでる |
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|