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闇市 (新潮文庫)

著者	マイク・モラスキー
出版社	新潮社
発売日	2018年07月28日頃
サイズ	文庫
価格	737 円

一枚の百円紙幣が語り手となり、闇屋、陸軍大尉などを転々としながら見た欲と情の光景を綴る太宰治「貨幣」。会社の命令で闇食糧の調達に奔走し、その最中に逮捕された朝鮮人の悲惨な運命を描く鄭承博「裸の捕虜」。平凡な会社員が電車内での突発事から闇屋として生き抜くことに目覚める梅崎春生「蜆」-終戦時の日本人に不可欠だった違法空間・闇市。その異様な魅力を伝える名短篇１１作を収録。

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小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・ま行