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仁淀川 (新潮文庫)
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著者 | 宮尾登美子
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出版社 | 新潮社
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発売日 | 2003年09月
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サイズ | 文庫
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価格 | 693 円
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満州で敗戦を迎え、夫と幼い娘と共に必死に引揚げてきた二十歳の綾子は、故郷高知県の仁淀川のほとりにある夫の生家に身を落ち着ける。農家の嫁として生活に疲れ果てて結核を発病した綾子に、さらに降りかかる最愛の母・喜和と父・岩伍の死。絶望の底で、せめて愛娘に文章を遺そうと思い立った綾子の胸に「書くことの熱い喜び」がほとばしる。作家への遙かな道のりが、いま始まったー。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・ま行
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