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シェリー詩集改版 (新潮文庫)
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十九世紀英国ロマン派の精髄、屈指の抒情詩人と言われるシェリーは、社会の不正と圧制を敵とし、愛と自由を謳いつづけて、その短い生涯を終えた。彼の純潔な魂と、熱狂的な理想主義は、いつまでも若者の心を捉える。また、詩人の使命は予言者的なものであるとして、詩の想像力と道徳的な機能を主張した「詩の擁護」は、最高の詩論のひとつにかぞえられている。
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