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ガープの世界 上 (新潮文庫 アー12-1 新潮文庫)
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看護婦ジェニーは重体の兵士と「欲望」抜きのセックスをして子供を作った。子供の名はT・S・ガープ。やがて成長したガープは、ふとしたきっかけで作家を志す。文章修業のため母ジェニーと赴いたウィーンで、ガープは小説の、母は自伝の執筆に励む。帰国後、ジェニーが書いた『性の容疑者』はベストセラーとなるのだがー。現代アメリカ文学の輝ける旗手アーヴィングの自伝的長編。
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