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8月のメモワール (新潮文庫)
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ぼくたちはもうすぐ12歳の兄妹。この夏立派な木の砦を作った。父さんもベトナムから戻ってきた。戦争後遺症に悩まされている父さんの働き口は決まらないけど、ぼくたちは父さんが一緒にいるだけで満足してる。ぼくたちの砦がもとで、近所の乱暴者七兄弟との間に、本格的な戦争が始まった。父さんは戦うことの虚しさをしきりに説くけど、ぼくたちはどうしてもあの砦を守りたいんだ。
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