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血の日本史

著者	安部龍太郎
出版社	新潮社
発売日	1990年12月01日頃
サイズ	単行本
価格	2,136 円

田沼は吝嗇で義仲は粗野、隆盛は温厚篤実-わが国時代小説百年の〈常識〉は、安部龍太郎の自在な筆捌きで、今まさに塗り変えられようとしている。長屋王、平将門、大塔宮、利休、田沼意次、西郷隆盛…上代から明治まで、全く新しい人物造型を試みた渾身の４６篇。汚名に甘んじたヒーローたちの陰の血脈を辿る。

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