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数学が見つける近道 (新潮クレスト・ブックス)
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「1から100までの整数を全部足せ」。18-19世紀ドイツの大数学者ガウスは子供の頃、この問題を一瞬で解いたという。そのエピソードに魅せられ数学者となった著者が、「数学とは近道の技法である」をテーマに数学史を辿る。私たちが暮らすこの世界をまるごとそのまま理解するには、人間の能力は限られている。そこで、数学が長い歴史の中で編み出してきた「近道術」の出番。素数、幾何、集合、確率、統計…時間ばかりかかる面倒な手間を省略できる技術を使えば、より有意義なことに人生を振り向けられる。音楽、美術、セラピーなど、様々な分野の専門家たちの「近道術」もレポートする、ユニークな科学エッセイ。
科学・技術 > 数学
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