読んだ本・読みたい本を簡単登録、読書ソーシャルサービス ようこそ ゲストさん新規登録ログイン@Booksとはヘルプ
瀬戸内寂聴全集(第2巻) 瀬戸内寂聴(著) 新潮社 - @Books

瀬戸内寂聴全集(第2巻)

著者瀬戸内寂聴
出版社新潮社
発売日2001年03月10日頃
サイズ全集・双書
価格8,470 円

本巻は、著者の伝記小説の分野の口火を切った「田村俊子」と、つづく大作「かの子撩乱」とを収録した。田村俊子も岡本かの子も、ほぼ明治中期の生れであり、「目覚めた女」として、自分の生を、女性として芸術家として充実させ、両立させようと主張し、実行した人物である。世の因襲に囚われない激しい生き方に著者は共感し、その作品の新しさに注目し、田村俊子には自身の分身を見るような親しみを感じつつ、岡本かの子には憧れと多少の懼れを抱きつつ、自分の未来の渾沌の中へ分け入るような緊張感を以て描いている。両作品とも、以後、この人物に関してこれ以上の伝記は書かれないであろう、と多くの評家を瞠目せしめた。

人文・思想・社会 > 文学 > 文学全集
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・さ行

みんなの感想

まだ感想はありません。


登録している読者



この本を読んだ人はこんな本も読んでいます


教訓を生かそう!日本の自然災害史(全4巻セット)
0件

シェニール織とか黄肉のメロンとか
評価:3.0 1件

だんだんできてくる 道路
評価:3.0 1件

だんだんできてくる 橋(4)
評価:3.0 1件

だんだんできてくる ダム
評価:3.0 1件




Copyright (C) @Books All Rights Reserved   楽天ウェブサービスセンター