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発酵 小泉武夫(著) 中央公論新社 - @Books

発酵 (中公新書)

著者小泉武夫
出版社中央公論新社
発売日1989年09月01日頃
サイズ新書
価格726 円

ミクロの巨人たちの神秘

酒、チーズ、納豆等の嗜好食品から医薬品、洗剤の製造、さらには抗生物質、アミノ酸、ビタミン、微生物タンパク質の製造まで、発酵の作用は広く利用されている。自然界における環境浄化もまた微生物の活動に依存する領域で、発酵は地上の動植物の生存に不可欠の作用である。フグの毒抜き、中国の“奇跡の発酵”等、世界各地の発酵文化に今日のバイオテクノロジーの原点を探り、目に見えない微生物の神秘的世界を宇宙的スケールで捉える。

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