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サハリン棄民 大沼保昭(著) 中央公論新社 - @Books

サハリン棄民 (中公新書)

著者大沼保昭
出版社中央公論新社
発売日1992年07月01日頃
サイズ新書
価格705 円

戦後責任の点景

戦前・戦中、炭坑資源開発のためサハリン(樺太)に渡った労働者の中には強制的・半強制的に募集・連行された韓国・朝鮮人が数万人いた。終戦とともに始った引き揚げ事業はサハリンにも及んだが、その中に帝国臣民として徴用された朝鮮人は含まれていなかった。彼らはソ連統治下のサハリンに残されたのである。冷戦・南北朝鮮対立という国際環境、そして日本の戦後責任への無自覚に抗し、故郷訪問に至るまでの45年の足跡を克明に辿る。

新書 > 人文・思想・社会
人文・思想・社会 > 教育・福祉 > 福祉

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