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残留日本兵 (中公新書)
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アジアに生きた一万人の戦後
「恥ずかしながら帰って参りました」-。残留日本兵といえばすぐに思い浮かぶのが、横井庄一や小野田寛郎、そして、“水島上等兵”。彼らの苦難の歳月は、自伝をはじめ多くの書籍や映像で描かれてきた。だがいずれも悲劇の英雄として語られ、時々で話題を集めたにすぎない。本書は、アジア各地で綴られた全記録を辿り直すことで、「大日本帝国崩壊後」の残留日本兵たちの真の姿を明らかにする、初の試みである。
新書 > 人文・思想・社会 人文・思想・社会 > 歴史 > 日本史
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