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天正伊賀の乱 (中公新書 2645)
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信長を本気にさせた伊賀衆の意地
三重県西部の伊賀市・名張市エリアはかつて伊賀国と呼ばれた。戦国時代、この小国は統治者がおらず、在地領主たちが割拠していた。一五七九年、織田信長の次男信雄は独断でこの地に侵攻。挙国体制で迎え撃った伊賀衆は地の利を生かして巧みに抗戦し、信雄は惨敗を喫した。信長から厳しく叱責された信雄は翌々年、大軍勢を率いて再び襲いかかるー。文献を博捜した著者が、強大な外敵と伊賀衆が繰り広げた攻防を描く。
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