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ジェンダーレスの日本史 (中公新書ラクレ 779)
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古典で知る驚きの性
最近は肉体の性別とは違う性認識を持つことが尊重されるようになってきた。先進的に見えるが、じつは日本の古典文学には、男女の境があいまいな話が数多く存在する。太古の神話から平安文学、軍記もの、江戸川柳まで、古典作品を通して「伝統的な」男らしさ・女らしさのウソを驚きをもって解き明かす。昔の日本の「性意識」があいまいだったゆえに文芸が発展した、という一面も見えてくる。年表作りを愛する著者による「ジェンダーレス年表」は弥生時代から現代までを網羅。
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