|
|
日本語の個性 改版 (中公新書 433)
|
もともと日本語は「終りよければすべてよし」の構造で、重心は末尾の動詞にあった。だが次々と登場した名詞群に関心が移り、バランスが崩れた結果、長く培われてきたおもしろさは失われた。それは翻訳文化の影響だといえる。日本語本来の魅力を取り戻すうえで、話し言葉がもつ豊かさこそ重要なカギとなるのではあるまいかー。日常の言語生活にひそんだ盲点の数々を、英語表現と比較しつつ軽やかな筆致で示唆するエッセイ。
新書 > 人文・思想・社会 新書 > 語学・学習参考書 語学・学習参考書 > 語学学習 > 日本語
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|