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四季のうた (中公文庫 は65-9)
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美しい日々
亡くなる四か月前の丸谷才一さんからいただいた手紙を読み返した。ただの連絡用としか考えていなかったのに、奇蹟のように美しい光に包まれている。歳月が日常を奇蹟に変えたのか、それとも日常は日常のままはじめから輝いているのか、いま考えているところであるー。読売新聞に連載されたコラム「四季」の二〇一九年四月から一年分を収録。
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