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コイコワレ (中公文庫　い124-2)

大戦末期。東京から宮城の田舎へ集団疎開した浜野清子は、そこで那須野リツと出会った。古より対立し続ける血脈の呪縛か、無意識に忌み嫌い合うふたりの少女。だが、戦争という巨大で最悪の対立世界は、彼女たちから大切な存在を奪ってゆく…。宿命に抗いはじめた少女たちが願う、美しき未来とはー。特別書き下ろし短篇収録。

文庫 > 人文・思想・社会
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行
小説・エッセイ > ノンフィクション > 文庫（ノンフィクション）