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谷崎潤一郎全集(第24巻)
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「不能ニナツテモ或ル種ノ性生活ハアルノダー」。七十七歳の卯木は嫁の颯子の若さと驕慢さにあこがれ、変形的間接的方法で楽しもうとする。性に執着する老人を戯画的に描き出した傑作長篇「瘋癲老人日記」、軽妙な語り口でお手伝いさんたちの活躍を描いた「台所太平記」、遺稿集となった「雪後庵夜話」など、最晩年の作品を収めた。
人文・思想・社会 > 文学 > 文学全集 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行
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