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故郷に降る雨の声(上) (C・novels fantasia)
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バンダル・アード=ケナード
黒い軍服は、エンレイズの傭兵である証だった。戦いが始まって間もなく、彼らはどこからともなく現れ、金で雇われて正規軍にはこなせぬ困難な戦場を渡り歩く。時には大きな声では言えぬ汚れ仕事もこなす。数あるエンレイズの傭兵隊の中でも、バンダル・アード=ケナードはその能力の高さで名声を得ていた。しかし彼らとて、失敗することもあれば、不運に見舞われることもある。今がまさにそのときだ。四日前、彼らは雇い主を失っていた。追い詰められた隊長シャリースを呼び出した老人は、何も告げずただ大金を彼の前に差し出したーこれは新たな危機の前兆なのか?陽気で不屈、有能で逞しい傭兵たちと白狼が挑む敵はどこにいる?人気シリーズ上下巻で登場。
ライトノベル > 少女 > 中央公論新社 C★nobels
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