|
|
紫影の花嫁 (C・novels fantasia)
|
山妖奇伝
目を醒ましたと思ったのに、カヤノはまだ夢の中にいるようだった。東の村で普通に暮らす娘にすぎない自分が、山中で木から木へ飛び移り、続けざまに矢を放ち妖魔を倒している。視界に入る指は関節の浮いた男性のものだ。思い通りに動かないその体は、怪我を負うと痛みを感じる。これは夢ではないのか?混乱し、助けを求めるカヤの叫びを聞くのは体の本来の持ち主ー妖の民シコウだけだった。第2弾、登場。
ライトノベル > 少女 > 中央公論新社 C★nobels
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|