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炎立つ(巻の3)
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黄海の戦さの大敗で後のない源頼義・義家は、出羽の清原と手を結び最後の巻き返しに出た。清原参戦に苦悩する藤原経清と安倍貞任。さらに内から崩れていく安倍一族の固い結束。戦場は一路北へ、そして舞台はついに「前九年の役」の終章厨川の柵へと移される。空を染める炎のなかにみちのくが輝き続けた一つの時代が消えた。安倍氏対源氏存亡をかけた宿命の闘い「前九年の役」最後の激突。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行
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