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東西逆転
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アジア・30億人の資本主義者たち
2009年9月20日、東京・霞ケ関。その日、日本はドルの公式保有高がついに二兆ドルに達し、政府は保有外資をユーロなど複数通貨に分散することを決定した。中国政府もこれに同調し、OPECは通貨バスケットによる石油価格に移行、ドルの大暴落が瞬く間に世界を席巻する-躍進する中国・インドの陰で、囁かれるアメリカ衰退のシナリオ。三〇億人のキャピタリストを擁するアジアではいま、何が起こっているのか?そして西側諸国は、今後も繁栄を享受できるのだろうか?グローバリゼーションの第三の波をうけ、東西逆転が現実のものとなりつつある今、世界経済の新たなビジョンが求められている。はたして日本は、ドルと心中するのか、あるいはアジアのスイスとなるべきなのか-。
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