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未知なる人体への旅
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自然界と体の不思議な関係
血液は「体内を流れる川」であり、心臓は流れが滞らないよう指揮をとる。脳は「自分だけの高い山」であり、人体にとっての奥深い展望台だー。北極圏、ネパール高地、アメリカ先住民居留地など世界各地で医療活動をおこなってきた著者は、体内の器官を理解するために自然の生態系への深い知識が必要だと気づく。人間は自然という大きな「体」のひとつの器官であり、内臓どうしは体内の生態系として互いに連携してはたらいているのだ。喉、心臓、脳、尿など15の器官と体液を取りあげ、自然界を通して得た豊かな知識と深い洞察をもとに現役医師が語る人体の驚異と奇跡の物語。
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