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自分と自分以外 (NHKブックス)
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戦後60年と今
戦中に生まれ、幼いときに終戦を迎え、戦後五十年余りの歳月を過ごしてきた著者は、戦後の経済復興も、高度成長期をも、共に過ごしてきた。アメリカ追随と評される日本外交政策のあり方、同時多発テロからイラク戦争、戦後処理へと推移するアメリカへの日本の対応について、アメリカに近い状況で客観的に日本人という存在を感じながら育った著者が、静かにそして鋭く考察する。同時に、広島で見た原爆の光から、現在日本が抱える憲法改正の問題について語る現代社会論。
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