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保元・平治の乱を読みなおす (NHKブックス)
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貴族から武士へという、時代の主役の移り変わりを象徴する古代末期の兵乱、保元・平治の乱。武士を主人公として語られてきた通説を打破し、王家・摂関(せっかん)家の嫡流争いと、新興貴族である院近臣と軍事貴族の利害対立が複雑に絡み合う院政期の混乱した政治状況を描き出す。平清盛(たいらのきよもり)の関与の低さ、後白河上皇の立場の脆さ、藤原信頼の逞しさなど、これまで語られたことのない乱の実体を、いま明らかにする。
人文・思想・社会 > 歴史 > 日本史
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