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闇に吼える (Hayakawa pocket mystery books)
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暴走族のオートバイの爆音が駐車場に響きわたるなか、ベネットは拳銃を抜き、突進してくるバイクの前輪を撃ちぬいた。一歩もひかずにその場を収拾したベネットは、これだけではすまない予感がした。だが、いつまでも暴走族にかかずらっている暇はなかった。行方不明だった少年の死体が、釣り人によって湖底から引き上げられたのである。カメラ好きの少年が持つていた撮影済みのフィルムから、ベネットは少年が死の直前にあるコテッジにいたことを突き止めた。そして、そのコテッジを訪れたベネットが発見したのは、何者かによって破壊しつくされた部屋と、現場に残されていた暴走族のはくようなブーツの足跡だった。雄大なカナダの大自然を背景に、闇のなかを疾走する暴走族にタフガイ署長の怒りが炸裂する痛快アクション。
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