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たとえ傾いた世界でも (Hayakawa pocket mystery books)
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出逢うはずのなかった二人、出逢うべきではなかった二人ーここはミシシッピ川の増水により、崩壊が近づく町。密造酒を作り続けるディキシー・クレイは、愛する赤子を亡くした。一方、潜入調査のため町に向かう密造酒取締官のインガソルは、かつて孤児だった哀しみを抱えてきた。彼は道中、銃撃戦に巻き込まれて奇跡的に生き残った赤子を拾ってしまう。ディキシー・クレイが我が子を亡くしたことを町で聞きつけたインガソルは、彼女に赤子を託す。敵対する関係とは知らず、温かい何かが二人の間に芽生えるが…『ねじれた文字、ねじれた路』『密猟者たち』の著者が紡ぐ希望。愛と感動のミステリ。
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