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祖父の祈り (ハヤカワ・ミステリ)
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未知のウイルスのパンデミックによって世界は荒廃した。人々の貧富の差は広がり、治安は著しく悪化し、物資も乏しい。そんなアメリカのある町に、感染症で最愛の妻を亡くした老人がいた。残された娘や孫を失うものかと、ときに商店から食料品をくすねながらも、懸命に日々を送る彼。そして、犯罪者や警官たちの横暴で町の状況がますます悪化していくなかで、老人はある決断をするーデビュー以来、「家族」をテーマに数々の傑作を紡いできた名匠リューインが、ウイルス禍のいま改めて描く最新長篇。
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