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アークエンジェル・プロトコル (ハヤカワ文庫)
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2076年、元ニューヨーク市警の刑事で、いまはしがない私立探偵のわたしは、その依頼に愕然とした。「いまはリンク上に現われている天使は偽者なので、その正体を暴いてほしい」というのだ。しかも男は、報酬としてリンクとの接続の回復を申し出た。そんなこと、絶対に不可能なのに…世界大戦により荒廃したニューヨークを舞台に、電脳空間に出現した天使の謎を追う女探偵の活躍を描く、アメリカ私立探偵作家クラブ賞受賞作。
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