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小池真理子のエンジェル・アイズ (ハヤカワ文庫)
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二七歳の素子は同年代の男より、孫ほどの歳の開きがある七五歳の橋爪に強く惹きつけられる。彼女はこの関係が永遠に続けばいいと願う。二人の静謐な世界を命がけで守ろうとする彼女の心情をミステリ色豊かに綴る「静かな妾宅」、夫を亡くした三八歳の志保は十歳年下の義理の息子に仄かな恋心を抱く。中年女の切なさを細密画のように描く「秋桜の家」を含む小池短篇の集大成ともいえる傑作集。巻末に特別書き下ろしエッセイ収録。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・か行 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・やらわ行 文庫 > 小説・エッセイ
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