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さらば、カタロニア戦線(下) (ハヤカワ文庫)
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戦炎に引き裂かれたスペイン国内の様相は混乱を極めていた。共和国内部での分裂に加え、独ソの義勇軍やスパイ組織がしのぎを削っていたのだ。その中で任務達成に苦闘するフローリーは、やがてジュリアンと共に難攻を誇る重要軍事拠点の破壊を命じられる。だが、彼らの行く手にはファシストやドイツの義勇兵が立ち塞がり、さらにはレヴィツキーの巧妙な策略が張りめぐらされていた。死の危機をかいくぐり、フローリーはジュリアンの正体を暴くことができるのか?緊密な構成と迫真の筆致で白熱のスパイ戦を描破、各誌紙から絶賛された力作巨篇。
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